「たく、や・・・。」 じゃなかった。 「す、すみません。間違えました。」 男の人はわたしのことを不思議そうな目で見ながら、お店を出て行った。 『今の人感じ悪かったね~。 ていうか、佐々木さんもあんな凡ミスすることあるんだ。 ・・・佐々木さん? 大丈夫?』 「え?何がですか?」 なんと、 わたしは自分でも気付かない内に泣いていたのだ。 ・・・どうしてだろう?