「・・・・た~く~や~!
あんたね~、あんたのせいで今日いろいろあったのよ!?インフルエンザもうつされたの!」
『?インフルエンザ?ああ!!そのことなら大丈夫!
もうすっかり治ったよ。心配してくれてありがと!!
そんな事よりも、呑もう!麻子!あと、終電なくなっちゃったので、泊まります!』
だめだ。完璧に酔っ払ってる。気持ちいいくらいに自分勝手。
明日の朝にこてんぱんにしてやろう。
強がってはいたが、不審者が入ってきたと思ったのと、風邪とで
わたしは思いのほか緊張していたようで、
拓哉が帰ってきたら、どっと安心も帰ってきて、
わたしは眠った。
インフルエンザで人恋しい夜に、猫だけじゃやっぱり寂しい・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

