「それじゃあ……何か教えようか……?」 本当!!! 「数学教えて!!!」 「…………」 「……えっ!?」 「………ごめん。 さっきの言わなかったことにして……。 じゃあ!」 そう言って、片手を左右に振って、真奈はどこかに行った。 「そんな……教えてよ………」 このままだと赤点だよ……。 やっぱり、あの人に教えて貰うしかないのかな……?