「私………学校の先生と付き合ってるの」
真奈は少し照れ臭そうに私に打ち明けた。
「………えっ!?」
開いた口が塞がらないってこういうことかぁ………。
私はしばらく、真奈の言っている意味が分からなかった。
「誰と?どの先生?」
「えっ………それが………」
何で、なかなか言わないんだろう………?
やっと、口を開いたと思ったら、真奈が思わぬことを言った。
「保健室の………安堂先生」
「えっ………安堂先生!?」
まさか………嘘でしょ!?
「綾子大丈夫………?そんなにビックリした(笑)」
「ビックリしたよ!!!」
安堂先生と付き合ってる………!?
「もう1年ぐらい付き合ってるんだけどね………」
「えっ!?」
さっきから私は真奈の話で驚きが隠せない。
「まぁ………驚くのも仕方ないか………。」
「そうだよ!私達………高校1年生だよね?」
「そうだね」
「入学してから直ぐに付き合ったの!?」
「うん………////」
こんな照れてる真奈初めて見た。

