あれから、先生に腕も解放されて、距離も離れた。



なのに……



何でだろう……?



耳を塞ぎたいぐらいに心臓の音が煩い……。



きっと、さっき距離が近かったから……。



じゃなかったら、まだ私は先生を好き……ってこと?



そんな……



そんなはずないよ……。



あんな自意識過剰な俺様な先生になんて……別に何にも思ってない。






そう思うのに……



私の心はドキドキと胸が高鳴っているんだ……。



どうしてなんだろう……?



やっぱり………



好き………?



なのかな………。