「あははっ!!!」



突然先生が大声で笑い出した。



えっ………!?



どうしたの……!?






何事かと思い、私は瞑っていた目を開けて先生を見た。



すると……



直ぐに、唇に感じた温もりの正体が分かった。



…指……?



私の唇には先生の人差し指があった。



さっきのは……



キスでは………なかった……。






…騙された……。