冷たい彼氏








そして、待ちに待った土曜日。


鏡の前で最終チェックを済ませると、あたしはカバンを持って家を出た。




待ち合わせ場所に行くと、そこには悠斗くんの姿が。


「悠斗くん・・・ッ!」

「あ、上辻さん。」


悠斗くん、私服もカッコイイ・・・。

なんていうか、やり過ぎず抑え込みすぎずって言うか・・・。


大人なファッションが似合ってる。


「上辻さん、可愛い。」


ドキン!と心臓がとび跳ねた。

嘘みたい。
悠斗くんが可愛いって言ってくれた・・・。


「あ、ありがとう・・・///悠斗くんも、すごくカッコイイよ・・・///」

恥ずかしくて下を向きながらそう言うと、悠斗くんがあたしの髪をクシャッと撫でた。


「~~~~~ッ!?///悠斗くん!?」


なんか、今日の悠斗くん、ちょっと変・・・。

優しいというか、甘いというか・・・。



「行こ。水族館。」

「う、うんッ!」


敬語じゃないし、笑顔だし、甘いし。


今日の悠斗くんは、いつも以上にあたしをドキドキさせる。