冷たい彼氏






「お前、そこは勇気出してあいさつしなきゃだろ~」

「だよね~~~~!?あ~もうヤダ!」


あたしは机に突っ伏。

咲人はそんなあたしを見てクスクスと笑う。

「笑い事じゃないんですけど。」

「や、悪ぃ・・・だって、う、後ろに・・・クスクス」

「・・・?後ろ?」


あたしが恐る恐る後ろを見ると・・・



「悠斗くん!?」


悠斗くんが、少し不機嫌そうに立っていた。


咲人はというと・・・


「んじゃ、俺はお邪魔なんでこの辺で。」


なんてカッコつけて自分の席に帰ってしまった。


「今の、誰・・・ですか?」



あ、敬語・・・

あたしは少しがっかりした。


「えっと、幼馴染の咲人です。」

「・・・そう、ですか。」


うわ、めちゃくちゃ不機嫌だ・・・。

どうしよう。



「じゃ。」

「あ、悠斗くん待って!」


あたしが悠斗くんの腕を掴んだその瞬間・・・


「触んな!!!」



悠斗くんはあたしを睨みつけて叫んだ。