ドスンッ 「いぃったぁー…。」 不運にもおでこを強打してしまった。 じんじん痛むおでこをさすりながらもう一度携帯の画面を見ても表示は変わっていなかった。 あー、もう授業始まってるし! 幸い、今日の1限は生物ではない。 まあ、もうどっちにしても遅刻だからゆっくり行こうかな…。 こうやってすぐ諦めるのが結衣の悪い癖だよっていつも千嘉に言われるんだけど、何にでも諦めが早いほうがいいっていうのがわたしの持論だ。 まあ、ということで…。 焦らず、焦らず。