地味にジャンルでこつこつ分けていたら、母さんに呼ばれ、もう20時か、と驚いた。
あとは小説を片付けて終わり。それほどまであのアニメが悲惨だったか…、なんて意味不明なことを考えつつ、ダイニングへ向かう。

いただきます、と言ってもしゃもしゃと食べる。
…ダイエットしなきゃー☆とか言ってる人たちの気がしれない。あれ倒れるでしょ。普通に。馬鹿だよなあ…、こんなご飯美味しいのに…。
ギャル系の知り合いの顔を思い浮かべながら、弁当も小さかったわ…、と思った。足りるわけないのにね。

ごちそうさま、と手を合わせ食べた食器をシンクへ持って行く。

「食器よろしくね」
「はいはい、22時くらいに洗いにくるさ」

夕飯の食器洗いは私の仕事みたいなものである。慣れた。

そしてまた自室へ行き、小説を片付けて、食器を洗う。
寝る準備も適当に済ませ、ぼふんと自分のベットに顔から突っ込む。
…ちょっと痛かった。

そして私はそのまんま意識を手放した。