「んふ…ふ、って何母さ、ん」 あやうく母様とか言いそうだった。もっと笑えない。というか私とアーサー様の恋路邪魔したな、…はい、なんでもないです。だからあの、ほら、無言で睨まないで欲しいなー、なんてほら、ねぇ? 「…心の声だだもれだからね、あんた…はやく風呂はいっちゃいなさい。明日も学校でしょ?」 ああ、学校か…。 そうか…、めんどくさいな…。