電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「ってことは、その黒い人を出現させた大元、つまりボスがいるってことね」
「そうなんだけど……。」
「だけど?」
すると咲恵子は困った顔をして前の方を見つめた。
私の予想が正しければ、黒い人は人を襲う事よりもなにか別な目的があるはず。すると、この前来たことのある火事になって全焼してしまった廃工場、電気発電所についた。
「え!もしかしてココなの?」
「智美にとってココは居心地が悪いかもね。」
「確かにそうだけど……」
「さてと、犯人を探しますか」
「探すってお姉ちゃん。もしかして人間なの?」
「え?人間なのって、智美は何だと思ってたの?」
「……妖怪の仕業かと。」
あきれた。そう咲恵子さんはそう思った顔をした。確かに、智美にとっては居心地が悪いかもしれないけれど。智美だったら、すぐに分かると思っていたのに。すると智美は、