電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「じゃあ、梅林町には昔には電界があったってこと?ちょっと矛盾してない?」
「実はさ、梅林町には4年前に電界というシステムはあったんだが、フォーマットの時、完全に削除したんだ。それから梅林町は唯一電界が無い町としてなったんだ。」
「そうだったんだ。じゃあ今、電界が無いって言うのは今だからなんだね。」
私は思った。なんか複雑な気持ちがする。そうして、私は梅林町を後にした。あとで家に帰ったら調べてみよう。たぶん苦戦すると思うけど……。



智美は咲恵子が運転する車に乗っていた。
「どうする?お姉ちゃん。黒い人が街中を襲い始めちゃったよ!!」
智美は言った。するとお姉ちゃんは、
「運転しながらあせらせないでよ。たぶん何か中心部があるはずよ。」
「中心部?」
「ええ。学校に現れた扉という現象は完全なる現象、つまり100%じゃなかった。」