電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「あ、智美、来た?」
すると、お姉ちゃんこと咲恵子は来ていた。
「お姉ちゃん、これって一体」
「何者かが出現させたの」
「もう、3連休最後の日に限って…」
「どうせ、小学校は、あと2日も行けば、夏休みでしょ」
「あ、そっか!」
「それにしても、一体これは何なの?」
お姉ちゃんが言ったあと、私、智美は、
「空間がずれたわけでもないみたい」
空間認識ウィンドウを立ち上げ、確認する私。
「でも、こんなにたくさんの扉が出現するなんてありえない!」
「じゃあ、誰かが出現させたんじゃない?」
「誰かって?」
私には見当がつかなかった。すると、智美はあるウィンドウを表示させて、
「もしかしたら、アイツの仕業かもね」
「アイツって…誰か心当たりあるの?」
「健太よ。アイツは悪さとか大好きだからね。多分、あの事件も…。」
すると、智美はウィンドウから電界事件のトップページを表示する。