電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「ポリス。つまり警察には見つからない札じゃ。貴重な素材で出来ておるが、ここ2・3年使ってなかったのじゃ。この機会に使ってみるといいじゃろう」
そう、フジミおばあちゃんは言うけど、私はものすごく不安だった。2・3年前の札ってことは、効き目も落ちてるってことだよね。そんなことを考えていても、来てしまったのはしょうがない。ただ、私は捕まることの不安だけが頭の中を渦巻いていた。
そんなことを思っていたら、さっそく智美ちゃんと、フジミおばあちゃんは動き出す。私も遅れないようにと行こうとするが、私が足を踏み出そうとした瞬間に、黄色いバー(棒)が私の目の前に何本も出現する。
「な、何これ!!」
私はあわててしまう。
すると、後ろのほうから、
「ちょっと、智美。市役所まで来て何考えてるの?」
私は後ろを見たら咲恵子さんだった。