電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「……だから、正義は嫌いなんだ。」
ドラゴンに攻撃の指示。
忠を狙っているが、でも、気づいていない。



そのころ、健輔たちは忠を探していた。しかし、意外と良く通るような構造になっているので、ぐるぐると回っていれば、出会うはずなのだが、そんな気配が一向にしない。
すると、何かものすごい音が健輔たちのほうへ来ている。健輔たちは、何が近付いてきていると慌ただしくなる。
「一体何の音だ?」
健輔が言った。すると、武志が何かに気づいて、
「おい、燃えてるぞ!」
武志が指をさしたほうを見ると、その場所から火が出ていた。
「廃止になっているから燃え広がるのも簡単だぞ」
宏康が言った。
武志が見つけてからもうほんのわずか数十秒で広大な広さまでに広がった。そのまま激しく燃え、廃止になっている電気発電所は炎の渦と化してしまった。激しく、バチバチと音を立てながら。