電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「ううん。ありがとう」
智美ちゃんは笑顔で言った。そのあと、私たちはデンタが何者かに狙われる事を想定して、一緒に策を取る事にした。



「なんだ?この嫌な胸騒ぎ……」
オレ、信太は、河川敷の道を歩いていた。すると、
ワン!犬の声だ。
「現犬(げんけん)だ」
オレは言った。妖怪の犬しかもう、ここ10年合っているが、現実の犬なんてここ10年以上は見ていない。
ここも、変わってしまった。時代はもう、自転車や車は空をも飛ぶ事が出来る。テレビは4Dで、実際にそこにいるかのような臨場感を味わう事が出来る。そして、病院や薬局なども、直接行きたくない人は、その場で診察をする事が出来る医療BOX[ボックス]もある。