電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「また、サヨナラだね」
と、静香が言った。
「ううん。たとえ離れ離れでも“ココ”はつながっているから」
と、私は胸に手を添えて言った。
「うん。また、一緒にさ、しようよ“少女探偵クラブ”」
「うん。約束しよう」
そう言って、私たちは指きり拳万(げんまん)をした。でも、この思い出は悲しい方向には進んでほしくなかった。
私は、もう一度静香と楽しい思い出を、過去の思い出を懐かしみたかった。
でも、私が帰ったのは、2日後だった。




「はい、皆ちゃんと夏休みは事故とか気を付けて過ごすのよ」
愛子先生が言った。
「はーーい!」
皆返事をして、教室から皆、喜ぶ顔をして出ていく。夏休みを心待ちにさせていた。