電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「モミヤマ?」
と、私が言った後、静香が言った。
「うん、モミヤミは実は昼間主に活動するウニみたいな感じで。でも、色はオレンジ色。でも、人に悪さするわけじゃないんだけど……」
「訳じゃないって?訳じゃないってどういう事?」
「それは、まだ分からない。でも、何か特別な原因があるのかもしれない。」
「ふーん。私にはあんまりIT的な要素ってチンプンカンプンだから、分かんないけど。
それにしても、一体先祖って電界を導入しようとした理由って何だったんだろうって……」
「さあね、先祖って言ってもほんの十数年前の話じゃない」
「そうね。咲恵子の言う通りだわ!」
私は心の中でこう思った。
一体だれが妖怪たちを暴れさせているのかって。何度も言うけど、妖怪は悪さをするはずがない。
だって、そういうプログラムをしているから。