電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

そっか疲れが原因って確かにそうかも。ここ数日よく眠れてないしね」
と私は言った。
「美希ちゃん、さっきから何調べてるの?」
とデンタは言った。
「あ、ううん。なんでもない。」
と私は言った。
デンタに言えるわけない。ううん。言ってもたぶん妖怪たちには分からないと思う。
だって、私が見たのは夢の部分。過去にあった記憶じゃない。
そんな不可思議な出来事を信じてなんて、無謀すぎるよね。
結局、電界の資料は図書館にある、黒白(モノクロ)無料コピーで印刷をして、私はクリアファイルに入れてかばんの中に入れる。
すると、図書館の自動ドアが開くと、そこに、忠君の姿を見つけ、目と目があってしまった。
「あ!」って二人同時に言っちゃって……。


「ねえ、2ヶ月間入院するんじゃなかったの?」
忠君は、大やけどで2ヶ月間の緊急入院をしていたはずだった。