電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「そういえば、例の件、どこまで掴んだのじゃ?」
って聞かれたから、私は
「うん。まず、最近、子供たちが空き地で見かける、宙に浮く紙コップってもしかしたら、『コアリン』って妖怪かも。まあ、別に悪さをするわけじゃないから。」
「そうだったんじゃ」
と、安心した顔しておばあちゃんは言った。
「でも、どうしておばあちゃん。急にそんなこと気になったの?」
と私は言った。
「ああ、実は。最近妖怪たちが暴れ出しているように感じての」
「え?それはおばあちゃんの勘違いじゃない?妖怪は確かに暮らしているけど。あくまでも電界という世界観なんだよ。実際には存在しないバーチャル(偽物)な空間で存在しているだけで……」
と、私が言うと、おばあちゃんは、
「実は、裏のサイトではもう大問題になっているんじゃが、実は電界という偽りの空間にしか存在しないはずの妖怪が現実の世界にも