電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「……あ!…そう言われれば確かに。レアものって言うのに、30人以上、しかも別な場所に見たって事は…」
と、静香が考える。すると、私は、
「そう。もしかしたら、そのアレは巨大化しているか、または分裂している可能性が高いってことになる」
と、アレの性能について考えて、言った。
まあ、アレはまさに秘密の妖怪。いわゆる数少ないレアな妖怪の一種なの。
まあ、私はそういう事を知っていたから、考えられたのよね。
自慢げな感じだけど、全然自慢話にはならないのよね。
だって、美希ちゃんみたいに、詳しく知らない人の方が多いから。
「そうか!さすが咲恵子!やっぱり頭冴えてるね」
静香は言った。意外とこう見えて、静香は頭がキレるときはキレるんだけどね。
「そうかな?別に、ただ、言葉通りに置き換えただけだけど?」
と、私は言ったけど。