電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「お前は、損な犯罪行為をしてでも金が欲しいのか?……お前、変わったな……」
信太は顔を下に向けて、悲しそうに言った。
「は?信太。お前は何を言っているんだ?」
健太は少し怖い顔をして言った。
「お前は、そんな奴じゃ無かった!!」
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人って、金目当てなら目を光らせて変わってしまう。もろい存在だ。
人間ってそんなにもろくて壊れやすいものなのか?
オレや、子供たちのように、つらい現実に耐えられている人だっているのに……。
オレは自分のありのままで、子供たちと接していこうと誓った。
「信太兄ちゃん、一緒に遊ぼう!」
近所の子供たちだ。オレは親が忙しいから代わりに土日に泊まらせてあげているんだ。
「よし、今度は何して遊ぼうか?」
「私ね、かくれんぼがしたい!」「えー、缶けりやりたい」「オレはサッカーがしたい!」
オレは子供達をみて思うんだ……。
なんで、大人って子供に対して素直になれないのか。