電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②

「ねえ、聞いた?“消滅”」
愛海ちゃんが言った。でも、私は忠君から聞いていたから、
「消滅って家が壊れちゃう現象のこと?」
って、答えた。
「そうそう。今ニュースでやってたけど、消滅に苦しまなくて済むかもだって。」
「?。どういう事。」
「6日後に壮大なウイルスワクチンを行うって!」
「ウイルスワクチン?って注射とか?」
「ううん。電界を正常に動かすためのソフトよ!ソフト!」
「へえ。そんなものもあるんだ」
私は言った。
「美希ちゃんって確か、“電界”がなかった『梅林町』にいたんだよね?」
「うん。私は知らなかった。“電界”っていうコンピューターを自由自在に操れることが出来るなんて・・・」
私は言った。すると、愛海ちゃんは、