*姉妹
いまでもはっきり覚えてる。
いつも通りに始まりを迎えた1日の途中、
あたしの携帯は
突然、悲しみを告げた。
あなたはいつだってあたしの太陽だった。
家族並みな存在だった。
本当のお姉ちゃんみたいに思ってた。
でも、現実はあまりにも残酷だった。
意味ありげに雨が降る日、
あなたの残された時間が告げられた。
けど、あなたは変わらなかった。
最後まで涙すら流さなかった。
でも、本当は辛かったよね
泣いてたんだよね。
弱さを見せなかったのは
あたしが弱かったから?
あなたに会えなくなって
あたしは、ばかみたいに泣いた。
合いたくて、あなたがいないなんて
受け止められなかったから。
だけど、こんなんじゃだめだから
ちゃんと見ててよ。
前をむいて歩いていくから
あなたが安心できるように
強く生きるから。
あたしあなたに会えて
誰よりも幸せだった。
Aiha。
