文化祭二日目が始まって、あたしは翼くんと一緒にまわりだす。
「翼くん、行きたいとこある?」
「とりあえず、バスケ部の奴らのとこは行きてーな」
「じゃあ、悟史くんのところから行こっか」
「おぅ」
悟史くんのクラスに入れば、悟史くんは翼くんに勢い良く飛びついた。
「つばさぁーっ!! お前なら帰ってくるって信じてたぜっ!!!」
「俺が死んだような言い方すんなよっ」
「まぁ、駄菓子屋だけど、楽しんでけや。俺のおすすめはー」
嬉しそうに翼くんに売ってあるお菓子を説明してる悟史くん。
そんな悟史くんを見て、あたしは小さく笑った。
「舞、これ買おーぜ」
「うん」
翼くんと同じものを買って、それを食べながら他のバスケ部の人たちのところへと行く。
「っと、そーだ。アイツのとこも行かねーと」
「?」
「徹のとこ」
ぁ、高山くん……??
「一応、礼ぐらいしとかなきゃだろ」
「……そーだねっ!」
そういえば……昨日、高山くんのところ行ってないや。
高山くんのクラス、なにやってるんだろ。

