「今度金里になんか奢らねーとっ」 翼くんはそう言って「でも」と小さく付け出すように言った。 「松葉杖のせいで、舞と手を繋げないのは残念だけど」 「ぇっ」 翼くんの言葉に、カァァァッと顔が熱くなっていく。 そんなあたしを見て、翼くんはクスクスと笑う。 ねぇ、翼くん。 ……あの答えは、決まった?? NYに、行っちゃうの??