あたしはね

君をずっとお兄ちゃんみたいに慕ってた。
同い年だったけど
落ち着きのある君はいつもカッコよかった。

憧れてた。


でも君はあたしの前からいなくなった。

引っ越しなんて
何処にでも
いくらでもある話だけど

小さかったあたしにとって
お兄ちゃんみたいな君が
いなくなるのは

本当に寂しかった。