鈴と光はすぐ仲よくなった。
授業中話したり、学校行事の旅行の話をしたり…
話をする度どんどん好きになってく。
でも、態度は変えなかった。
優にも言えなかった。
言えたのは姉の亜乃。
亜乃とは仲が良くて、プリクラも撮ったりしていた。
「鈴ね、光のこと好きになっちゃった。」
勇気を出して言えた。
「マジで!!!隣じゃん。告白…まではいかないか。んでも応援する。」
…よかったー。
「亜乃、ありがとう。」
ヤバい、泣きそう…
「鈴、優ちゃんに言ったの?」
「ううん、何か言いにくくて」
「優ちゃんには言った方がいいよ。」
そうだよね…親友だもんね。
「わかった。明日言う。」
次の日の朝
「おはよう優、あのね実は鈴、光のこと好きなんだ。」
ヤバい、心臓破裂しそう!
「うん、知ってる。ってか気付いてた。」
「え…嘘」
「何年親友やっってると思ってんの?」
2人して笑った。
「「11年だね」」
また笑った。
朝からいっぱい笑った。
授業中、光と話してて先生に怒られた。
でも、次の授業でまたいっぱい話した。
幸せな1日だった。
