視線の正体は、結城の彼女の友達。

ほとんど無関係じゃん。

理不尽な視線には慣れてる。
あの頃の孤独に比べれば。

好奇。
嫌味。
拒絶。

大丈夫、私には結城がいるから。

「教室まで送って?」

「その流れで?まぁ、いいか。」

さりげなく、鞄持ってくれてる所なんか
女慣れしてるなーとか思っちゃう。