【完】愛の価値




「私達の好みは似ていて中学の頃から好きな人がかぶってた。」



「っ…?」



「でも私に美途が諦めてって頼んで付き合ったよね?私…頼まれたときどんだけ辛かったかわかる?」



「そ…それは…!」



「美途はいつもそう。親友とかは都合のいいとき、うわべだけの言葉。」



「柚樹…そんなつもりじゃ…」



「いいわ。美途に頼んだ私がバカだった。美途の許可なく伊月を奪い取るわ。」


そう言って柚樹はお茶代を払って出ていった。



「ちょ…柚樹?」



柚樹…どうしちゃったの?