「なんかごめん…」




咲良がでていった後伊月が気まずそうな顔で言った。



「別に…大丈夫!」




「あいつは俺の幼なじみ。10才で父親の都合でアメリカに行ったんだけど。」



「ふーん。」




そうだったんだ。釘宮美途のときはそんなこと聞かなかったけど。




「あいつは結構人懐っこいからまぁ大丈夫だと思うが。」




「うん。」




「仲良くしてやってくれるか?」




「もちろんだよ!」