そんなことを考えてたらドアが開いた。




ガチャ…




「!?」




「っちょ…おま…伊藤…朝から何しに来たんだよ。」



思わぬ展開に私はよそ見する。




「ちょ…朝食食べに来た!」



「はぁ?ここは食堂じゃねーよ。」




「私達の仲なんだからいいでしょ!」




「んぶっ!!あーはいはい。どーぞ。」




私は家の中へ入っていった。




「ほらよ。食べれば。」




私は渡されたお茶碗を見ると白ご飯に梅干しがあった。




「うぅっ…食べにくい。」




私は長いおろした髪を二つにまとめた。




ガシャン!!




そのとき、食器の割れた音がした。