ピーンポーン。



私はいるはずのない伊月の家のインターホンを鳴らした。




だって今は学校だもん。




高校3年の私達はこの時間は学校にいる。




ってか、みんなお葬式に来たのかな。




柚樹とかには悪いな。




柚樹とは私の愛する親友。



すごく泣いてくれただろう。


でも私は柚樹の涙を無駄にしないよ。




待っててね…柚樹。