【 伊月 】 何、由綺と一緒に逃げてんだよ。 俺が具合悪いのに由綺の心配するとかマジでありえねぇ。 メールに気づかないのもむかつくけどな。 俺は午後の授業なんか頭に入らなかった。 ―――――――― ………………… …………… ………… 放課後、俺は自分の家へ足をはこぶ。 美途と会うの嫌だし気まずいな。 そんなことを思ってドアをあける。