保健室の内緒

その結果、私はもちろん憂鬱なんだけど…



「一緒遊んだりしたかったのに…」



麻里ちゃんの方が文句を言ってるから何も言えなかったりする。



「ご、ごめんね。
麻里ちゃん」



「いいんだよ、ひより。
麻里こそ部活で遊べないんだから」



「うぅ…。
でもそういうカオだって部活じゃん!!」



「そうだけど…」



「二人とも…。
私は大丈夫だから…ね?」



麻里ちゃんは顔をしかめながら、また卵焼きを頬張った。



そんな麻里ちゃんの姿を見てカオちゃんはやれやれと笑っている。



ここが私の一番好きな場所。