愛するということ

事故から、今日で2週間が過ぎた――



この2週間は、あっという間だった。



手続きをすませて母さんが家に帰ってきたのはその2日後で、それからは、会社の人、親戚が集まり、葬式が知らないうちにどんどん進んで行って・・・

気が付いたら、骨だけになっていた母さんが家に戻ってきた。



母さんが家に戻ってきたころ、母さんの会社の人たちや、親戚がやってきて、これからのコトを話し始めた。



その場で、決まったこと――



俺たち兄弟は、このままこの家で、今まで通りの生活を送る。

幸い、拓馬が成人していたことで、俺たち未成年の保護者としての条件はクリアできるだろうということだった。



会社は、最後まで反対されてはいたが、母さんの遺志を継ぎたいと強く主張し続けた拓馬の意志をのんで、拓馬が大学を中退して、会社に入ることになった。