愛するということ

「そうだ、病院、2人とも病院に運ばれたって。病院に来てほしいって――」


次の瞬間には、玄関に向かって歩き出していた。



「隼人!待って・・・2人とも無事なの!?」

「分からない。詳しいことは病院に行かないと分からないって・・・」

「えっ・・・大丈夫なんでしょ・・・」




俺の腕を掴む友里の手に力が入る。




「とにかく、病院に行こう。友里、拓馬に電話して。いや、歩きながら連絡しよう。大通り出ないとタクシーつかまんないから」


小さく震える友里を引き起こし、病院へと向かった。









病院へ着くと、玄関に警官が2人いて、すぐに案内された。

案内されたところは、『カンファレンス室』と書かれた部屋で、中に入ると、先に到着していた拓馬が座っていた。