愛するということ

「えー。そんなことないよ。隼人君、買いたくないからって、そんなこと言わない」


ビシッと隼人に向けて人差し指を立てていう東野さんに、隼人も何も言えなくなってしまった。






結局、東野さんのペースでの買い物が終わり、東野さんは、隼人に小さなバラのモチーフがついたネックレスを買ってもらっていた。


私はというと、東野さんにせっかくだから買ってもらいなというストラップを断り、そのまま店を出た。




店を出たところで解散になるかと思っていたら

「ねぇ、この後3人でお茶しない?」と東野さんが隼人に言い始めた。



カンベンしてほしい




「あっ。私、今日は家に帰って夕飯作りの手伝いしないと・・・」

「えー瞬ちゃんとせっかく仲良くなれたから、もう少しお話したいな。隼人君のこともいろいろ聞きたいし・・・」



東野さんは隼人の腕をブンブン振りながら甘えた口調で、「隼人君からもお願いして」なんて言い始めた。