愛するということ

「瞬、帰ってるよ。でも、熱出てて、俺の部屋で寝てる」

「えっ。熱?大丈夫なの?」



友里は、あわてて俺の脇をする抜けて部屋に入ろうとする。

俺はあわてて、友里とドアの前に割り込んだ。



「友里、お前が風邪うつって、発作おきたら大変だろ?だから、俺の部屋なの」


「アッ」と小さく声を出して、納得したようだ。



「たぶん、夏風邪。2~3日寝てれば大丈夫だろ。それより、夕飯の支度頼んだ」

「分かったぁ。瞬ちゃんいないから、今から始めないと。間に合うかなぁ」




『瞬ちゃーん、お大事に・・・』とドアにむかって叫んで友里は下へ降りて行った。


「・・・」



なんとか、誤魔化せたようだ。
おれは、ひとつ息を吐いてから、タオルと氷を取りに友里の後を追った。