愛するということ

一旦、アイスを元通り冷凍庫に戻して、私は、シャワーを浴びるため、着替えを、自分の部屋にとりに行くことにした。



2階へあがると、部屋が3つ横に並んでいる。
手前から、拓馬、隼人、そして私と友里の部屋。


拓馬の部屋は、いつもドアが閉まっているけれど、隼人がいないときには、あいていることの方が多い。


閉まっているってことは、隼人は中にいる。



「隼人ぉ―。帰ってんの?今日、ママ、夕方帰ってこれそうだから、一緒にご飯食べようって」

ドアの前で中に向って話しかけた。



「・・・」



中からの返事はない。
いつものようにヘッドフォンをしているんだろう。

隼人は、洋楽好きだ。
ちょっと前までは、周りを気にせず、大音量で聴いていたけど、私と友里で、半年かかって、ヘッドフォンで聴くように説得したのだ。



「・・・」