「店長っ、山本さん、さやちゃん!! からかうのは止めてよ!!悪趣味にもほどがあるよ」 力の限り叫んでみたけど私の声は真っ白な空間にただ呑まれていった。 「……気は済みました? それともまた叫んでみますか?」 男の口調はさっきと変わらず冷たく淡々としたもの。 「ねぇ…みんなお願い… もうからかうのは止めて…お願い…だから」 泣きながら訴えても返事はない。 ただただ真っ白な空間に私と男だけが立っている。