「あら、お腹なっちゃった」
‘あはは〜’と言いながら九蝶さんはお腹を抑えた。
「ねぇ、かなこっちはお腹すかない?」
「そういえば、少しお腹がすいた気もしますね。」
「だよね!よし、そーと決まれば、お昼を食べに行こう!!」
九蝶さんは私の手をとり、資料室を後にした。
――――――…
――――…
――…
「こんにちは!山田さん」
「おぉー。日乃和ちゃんは今日も元気だね〜」
九蝶さんに連れて来られた場所は家の中とは思えない高級レストランのような所だった。
「ん?あぁ、君が噂の新人ちゃんか?」
「あ!はい!花園 華奈子です。よろしくお願いします。」
「俺は桜美家のシェフをしている山田と言う者だ。何でも作れるから好きなもん注文してくれていいからな。華奈子ちゃん」
山田さんはとても男前な方でニカッと笑いながら自己紹介してくれた。

