感想ノート

  • あれ?叙述って書いてませんっけ?
    ……叙情になってますね(笑)
    や、ほんと気に入りましたよ。これもやのかつさんの時同様、レビューが書けないのが残念です。

    犬神家、スケキヨと金田一耕助っていう役名が気になって気になって。
    夜中に見たせいで怖いのです。あの火傷顔を思い浮かべたら、あれはもはやホラーです。

    そういえば口裂け女の実写版もあるんですが、そっちも怖いの。DVDの頭に宣伝入ってたんですが、無理、本編借りてまで見る気になれません(涙)

    みなみけおもしろいですよねっ。弟が持ってるので私も読んでます。でもキャラ名を度忘れしました……

    紅 憐 2009/02/18 03:28

  • 雷神さん

    こういうちょっとした繋がりのあるの、好きですよw
    何よりわかりやすかったりしますしね(*´ー`)
    うう、その二つ、どっちも名前しかわからなぃぃ、

    紅さん

    うおっと!
    まさかまさか紅さんにそんな風に言って貰えるとは思いもしませんでしたよっ、感激なのです(*´ー`)
    読んでニヤニヤしてしまったところを奥さんに見られて笑われてしまいましたが、、w
    あ、、紅さん紅さん、叙述トリックですよ叙述(*´ー`)

    犬神家も名前しか、、
    みなみけならまだ読んだことありますが、、

    やけど 2009/02/18 03:23

  • 雷神さんのはまさかの続き物ですね。そっかぁ、そこから繋がってあのバレンタインにいくんですね。


    やけどさん
    その限られた中でなにを主軸に表現するかを磨くのも文学喫茶の醍醐味なのですますはい。

    ラストのオチがグッドでした。最初、なんか暗い恋愛ものとか、ありがちな監禁軟禁ものだと思ってましたが……
    ああ、そっちでしたか。なんで部屋から出ていくの?それは彼女が……。
    ラストにだけ使われた「」のセリフで見事に答えを読者に伝えていますね、叙情トリックに引っ掛かってしまいました。うむっ、紅 憐は満足であります。

    ところで

    犬神家の一族を見たのですが……スケキヨこわ(苦笑)
    あの火傷もそうですが、なによりしゃべり方っていうか声っていうか。マスク気味悪い(苦笑)
    そして松子さんは鬼だなと。やぁ、人が鬼になる瞬間を見た作品でした、犬神家。

    金田一さんよりインパクトあるんですもん彼女ら彼ら。

    紅 憐 2009/02/18 02:56

  • やけ丼〉

    ついつい、あれもこれも書こうとして…

    なんか、連ドラみたいになってきたような気も。

    怪傑ズバットとかアクマイザー3みたいなややこしいの好きだしね~。

    疾風雷神 2009/02/18 02:08

  • 殿下てw

    確かにストーリーを膨らまそうとすると文字数は痛いですね、
    僕はストーリー自体は文字数必要なかったのでゆったりと肉付け出来ましたが(*´ー`)

    やけど 2009/02/17 22:46

  • やけど殿下〉

    基本的にダークな人なもので、暗くしてみたの。

    文字数制限に泣かされて削り削り…

    疾風雷神 2009/02/17 21:32


  • お世辞にも広いとは言えないワンルームのアパートに入ると、大きく息を吸い込んだ。深く深く。もっともっと。全身の至るところ、それこそ爪の先々にまでこの部屋の空気が行き渡るように、と。

    空気を取り入れることだけに全力だった脳が、僅かな浮遊感を感じ始めたのと共に、出し惜しむように、ほうっ、と息を吐き出す。

    部屋の片隅に置かれた姿見につと目を向けると、胸まで伸びたひたすら真っ直ぐな黒髪が印象的な女が、不快を覚える程の笑みを私に向けていた。

    ツンと薬品の匂いのする、あたかも病室のような匂いのこの部屋には今、私と、鏡の中で笑う私しか、いない。

    大好きな――いや。そんな言葉で片付けてしまうには惜しい。恋慕……それが近いのかもしれない。いえ、それでさえまだ物足りない程に、もっともっと崇高な気持ちなのだ。

    そんな彼が不在のこの部屋で、文句などまさかつけようとは思わない。彼がいなくても、この部屋ではちゃんと彼を感じる。

    そして自分の部屋にいるように、さも当然という顔で本棚から一冊本を抜き取ると、近くのソファーに腰を下ろした。

    重厚感のある、白いハードカバーの表紙を指で恭しく撫でながら、一つ吐息をつく。

    こんなにも。
    こんなにもこんなにも私は貴方を恋い慕っているのに。
    貴方はいつも忙しそうな、陰りを含んだ瞳をしている。
    どうしてなの?
    私がいるじゃない。
    過去の女なんて、もうどうだっていいじゃないの。
    いくら貴方が必死に勉強して、腕を磨いて、例え世界中で一番優秀な医者になったとしても、あの女はもう帰ってこないのよ?

    そこまで思考を巡らせたところで、ようやく泣いている事に気がついた。
    手にしていた本の白い表紙に、雫が点々と浮かんでいる。
    いけない、シミになっちゃう。
    そう思い、袖でそれを綺麗に拭った。

    そしてぼんやり、壁にかけられた時計を見上げる。もうすぐ彼が帰ってくる時間だ。

    スッと立ち上がり、本を本棚に戻すと、未練なく玄関へと足を運ぶ。

    ドアを少し開けたところで室内に振り返り、そこはかとない焦がれた視線で部屋中をねめまわし、そっと呟いた。

    「いつか貴方が私に気付いてくれますように」

    やけど 2009/02/17 18:59

  • 雷神さん

    まさかそんな経緯で家族になったのでしたかw
    なんか複雑ですなぁ、
    他の家族もあれなんですかねえ(どれ

    やけど 2009/02/17 18:56


  • 人間の価値とは何であるか、「」内に考察を述べよ。
    そんな問いが脳内を駆け巡る。
    家族を事故で失い存在する意味を見い出せない。
    だからあの時、暴走車の前に飛び出したんだ。
    これで終わると思ったのに、光の中に引き戻された。
    病室のベッドで目を覚ますと、家族連れに囲まれていた。
    特に泣き顔で喜んでいる娘を見てピンときた。
    こいつが、自分をこの牢獄に連れ戻したのだと。
    父親の話だと、娘が撥ねられそうになった所へ自分が飛び出したらしい。助けようとしたように見えたのだろう。
    そういえば、何かにぶつかった感触があった。
    自分はこの世界から逃げたかっただけなのに、とんだ邪魔をしてくれたものだと思った。
    だから長い間、香月は憎悪の対象でしかなかったのだ。
    「風邪ひくよ~」
    窓の外をぼんやりと見ていると、香月が開けっ放しのドアから顔を覗かせる。
    以前は散々邪険にしたものだが、どうしても離れようとしなかった。
    「香月」
    ふと、問うてみたくなった。
    「なに?」
    入ってきたその手には、大きなマグカップ。
    いつだったか家族旅行した時に買った、赤と青のペア。
    「ホットミルク飲む?」
    持って来ておいて聞くところが香月らしい。
    頷いて受けとる。
    こんな行動も初めは恋慕だと思っていたが、それだけではないようだ。
    「人間の価値って、何だと思う」
    「心理クイズか何か?」
    香月は面食らったような顔になる。
    「そんなもんかな」
    「ん~…」
    両手でカップを持ってミルクをすすり、香月はしばらく考えて答えた。
    「…わからない」
    まあ、答えを期待したわけでもない。
    だが、続いて出た言葉に驚いた。
    「…ずっと、死にたいと思ってたから」
    「え?」
    思わず聞き返す。
    「だから、車の前で立ってたの。そしたら、お兄ちゃんが飛込んで来て…最初は邪魔されたと思った」
    知らなかった。
    不本意だったのは、香月も同じ。
    だったらなぜ?
    「でもお父さんとお母さんの顔を見て、お兄ちゃんが目を覚ましたのを見たら、凄く嬉しかった。だから、もう少し生きてみようと思ったの」
    これでは立つ瀬がない。普段はそそっかしい香月の方がずっと大人だ。
    「お兄ちゃんは、何だと思う?」
    問い返されても、答えられるわけもない。
    「分からないから、聞いてみたんだよ」

    疾風雷神 2009/02/17 12:06

  • 青葉……遅すぎますよ(笑)

    う……私も、もうこの時間は……

    がくっ

    紅 憐 2009/02/17 06:18

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