翌日、空は晴天で、青いそらが眩しいほどだったんだ。
[きゃーーーーー!深雪の胸やばっっっっ!鼻血でるわー]
[いやいやいや、佐紀の細さも尋常ぢゃないよ?]
なんていいながら、海まで歩いて15分。
この日差しで歩いたから、汗だくだょぉ。
早く海入ろー?
あたしは、そこら辺の男に目もくれず、とりあえず海に入りたかった。
Tシャツを脱いで、ビキニで浮き輪抱いて海へダーイブ!!!!
そこは、ちょっと女の子らしく、きゃいきゃいして女四人ではしゃいだ。
見るからにチャラい男軍団があたしたちに声をかけてきて、いかにも佐紀の好みのタイプだったから、佐紀はなにも考えずにひょいひょい着いていこうとして、あたしたちもなんか巻き添え。
四人組のチャラ男軍団の二人はあたしによってたかって、あとの二人とあたしいがいの女三人はなにやら意気投合したらしく、そそくさと男たちのバーベキュー場という名のコテージがある所へ行ってしまった。
昼真っから、お酒を飲みはじめて夕方になる頃には女の子はあたし以外潰されていて、それぞれひとりずつ男の腕の中で寝ていた。
あたしは、元カレの影響で、お酒に強くなっていたから、飲んでも飲んでも潰れなくて、残った一人の男と飲んでいた。そして、その男もいつの間にか寝てしまって、あたしはひとりでコテージを出た。
