あたしは熱にうなされながら、ダルい身体をお父さんだと思っていた男にめちゃくちゃに舐められ、その男の唾液と汗とあたしの涙で身体はぐちゃぐちゃだった。 痛い、やめて、と叫んで抵抗すると、腕と足を縛られ、動けなくされた。 あとは、男のおもちゃだった。 そして、今でも熱を出したり、寂しさを感じたときちひとりで寝ると、あのときの状況を夢で見る。 だから、あたしはひとりで寝ることができなくなった。 そして、男をとっかえひっかえしては、さみしさ 感じないようにしていたのだ。