なにもわからないまま、あたしの家についた。
次いつあえる?と聞くと、
いつでも呼んでくれれば飛んでくる。
そういって、疾風は帰っていった。
バイバイしてすぐ、疾風に会いたくて仕方なかった。
とりあえず、あたしは葉瑠に連絡した。
すると、葉瑠が家に来てくれたから、全部話した。
[なにー!深雪いつのまにそんなイケメンゲットしてたの!!!]
そう言ってチャカされたけど、祝福してくれた。
[でも、前から知ってる人なのに、深雪覚えてないの?]
そう聞かれて、あたしは、考え込んだ。
でも、確かに前から知ってるような安心感があるんだょねー…とか話していたら、外はもう真っ暗だった。その日は、葉瑠に泊まっていってもらった。
それから、また学校に行って、帰る毎日を過ごしていた。ひとつだけ変わったのは、疾風が毎晩きてくれること。
