「よし、白羽の席は…あそこな!」


担任の岡田恭輔(だっけ?)に指された席に向かう。


女子の視線がなかなか痛かったがまぁ、無視しよう。


席は窓側から2列目の前から7番目、まぁ、一番後ろだよな。

空席はその隣。

窓側の一番後ろ。

…俺そっちがよかったな。

なんて思いながらどんなやつなんだろうって考えてたら、前から声をかけられた。


「白羽?だったよな?俺、柴崎尚(しばさきなお)、よろしくな!」

前の席に座ってる黒髪で短髪の爽やかスポーツマンが話しかけてくれた。

「そう、白羽、白羽神楽。よろしくな、柴崎!」


「柴崎じゃなくて、尚って呼んでくれよ。」

「じゃあ、俺のことも神楽でいいよ。」


「あ、尚ばっかずりぃぞ!俺、七瀬瑠依!よろしくな!」

尚と話してたら、右隣のやつに話しかけられた。

「えっと、七瀬、よろしくな!」

「俺のことも、瑠依って呼んでくれよー。」

「わかった。瑠依な!」

瑠依は見た目はすごくチャラそう…(失礼W)
茶髪だし、ピアスあいてるし、しゃべり方がチャラい。


瑠依はチャラい決定!