「ちびっこでわりぃか。」


ふん、と夏樹から顔をそらす。

「んもぅ、可愛いやつっ♪」

がばっとさらに抱きついてくる夏樹。

暑苦しいって言ってんのに…。

夏樹のくせに(笑)


「あっ!」

今までくっついてた夏樹が
いきなりばって離れて
何かを思い出したように
声をあげた。


「なにさ。」