そのことが父にバレてしまい兄貴の彼女は

父の手によって

殺されてしまった

それを知った兄貴は、自ら太陽の前に命を絶った

「レン…俺は彼女を守れなかった…うっ…お前は…俺のようにはなるな…」

「兄貴!おい!…………親父なんで助けなかったんだよ!」

「自業自得だ」

「くそ―っ…!」


その時から俺は、兄貴との約束を守った
兄貴をあんな風にしてしまった人間を憎みながらただひたすら血を吸った

人間はただの食料

こんなものに情なんか入るものか